スーパージョブホッパーのキャリアアップ転職記!

ジョブホッパーである私の経験をベースに、テクニックや面接対策を中心に書いています。

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私が最初に転職を考えた理由、ジョブホッパーのはじまり

私が最初に転職を考えた理由、ジョブホッパーのはじまり

 私が当時勤めていた会社は比較的ホワイトな環境でしたが、私は自主的に長時間労働を行なっていました。働き方改革が叫ばれる大分前でしたからね。自由に仕事をさせてもらえていたので、楽しみながら仕事に取り組んでいて自然とスキルも高まってきました。

 ある意味で安定し、充実した環境にいたと思います。

 ではなぜ私は転職を考えるようになったのか。今日は私が最初に転職を考えた理由について書きたいと思います。

 

 

安定した仕事から見えたキャリアの終着点

 ではなぜ転職を考えるようになったのか。それは、そのキャリアを続けていった場合の終着点が見えた気がしたからです。朝晩の通勤時間に考えました。このままでいいのだろうかと。当時の私はほとんど仕事ばかりでお金を使う機会もなかったので年間100万円くらいは貯金出来ていましたが、昇級はなくほとんどが残業代でした。管理職に昇進したら管理職手当と引き換えに残業代は出なくなる、40年間ずっとこの生活が続くとしたら60歳までで貯金できるのは約4000万円。家買って車を2台か3台買い替えたらそれで終わり。結婚して子供ができるかもしれないことを考えると「自分の人生はこんなもんか」と思ったのを今でも覚えています。多くの人はこうやって思いながら生活しているのかもしれない、むしろ自分の待遇は恵まれている方かもしれないとも思いました。私の友人からも「そんなもんだよ」と言われました。確かに今の時代、都心部でマイホームやマイカーを持てたら十分良い生活なのかもしれません。ただ、私にはその方向性が合わないと思ったのです。(今思うと非常に無謀な考えですよね...)

 

モチベーションの急低下

 「これでいいのか」と思い始めたら、「この仕事は自分のやりたい事ではない」とも思い始めました。非常に良くない方向ですね~。学生時代はITバブルでホリエモンへの憧れなんかもあり、いつかは自分も会社を興すんだといった漠然とした、それ以上ない本当に漠然とした夢を持っていました。そのことを思い出したら、目の前の仕事に対するモチベーションが下がっていくのを感じました。今の感覚で言うと、「youtuberになってヒカキンみたいに有名になりたいな!」って感じでしょうか。

 

キャリアアップの模索

 漠然とした夢だったり、やりたい事だったりを抑えて、目の前の仕事に一生懸命取り組みつつ、能力を高めた段階で転職していたらサラリーマンとしての待遇はかなり良くなっていたという自信はあります。ただ、それも転職を前提としています。スキルを高めて、経験を持って別の会社に行く。私が所属していた当時の会社では、50代プロパー社員の最高職位でも年収500万円強、スキルを高めてから転職すれば30歳前後で600万円は狙えました。必要なスキルと給与相場は求人情報からわかります。

 今となってはこちらの道を歩んだ方が安定しつつ着実にキャリアを積み上げられただろうなという想いは確かにあります。転職は軽い気持ちでしない方がいいです。これは断言できます。ブログ読者の方で20代の方には、「会社辞めてyoutuberになろう!」なんて気軽に思わないでほしいですね(笑)。

 

目指すキャリアをしっかりと考えよう

 退職も転職も、しっかりと考えた上で行うべきです。そのための準備や転職した場合の給与相場などを知っておくことは良い事だと思います。自分の市場価値を知るならリクナビなどのリクルート系の転職サイトがお勧めです。やっぱり知名度が違うので案件数が多く、給与相場や目標とすべきスキルを知るのに使えます。今は売り手市場で転職に対する見方もだいぶ良くなってきています。ある意味で転職が当たり前とも言える時代になりました。市場価値や目指すスキルを把握したうえで、自分の目指すキャリアを日々考えていきたいですね。