スーパージョブホッパーのキャリアアップ転職記!

ジョブホッパーである私の経験をベースに、テクニックや面接対策を中心に書いています。

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書類選考に向けた応募数の目安

書類選考に向けた応募数の目安

転職活動をするにあたって、書類選考についてのテクニックを書きたいと思います。

 

 

1、応募前の心構え

書類選考はとにかく落とされます。いきなり何?!と思われたでしょうが、これはジョブホッパーにとっての宿命のようなものなので、まず最初に書きました。繰り返しになりますが、ジョブホッパーは書類選考で何度も落とされます。理由はもちろん転職回数が多いからです。心を強く持ってください。会社によっては、履歴書の経験社数でふるいにかけているところもあるそうです。ですが、過去の転職回数の多さは今から変えられるものではないですよね。

では、どうすれば良いのでしょうか。書類選考にかぎっては、会社研究をする前に応募しまくるくらいの感覚で大丈夫です。とにかく応募社数を多くしましょう。少しでもこちらの職歴や職務経験に興味をもっていただければ面接には呼ばれます。逆に言うとこちらがどんなに行きたいと思う企業や貢献できると思っていても、会社側がそう思っていなければ面接に呼ばれることはありません。転職回数で基準を決められていた場合はどうしようもないですよね。。。ですので、応募の段階では念入りに企業研究をすることはほぼ無意味です。ざっと会社ホームページを見て志望動機を編集するくらいで、時間にして1社あたり10分程度でどんどん応募しましょう。

 

2、応募数の目安について

次に応募数の目安について考えてみましょう。

まだ先の話になりますが、あなたにとっての転職のゴールとは内定をもらうことですか?確かに内定をもらう事は大事なことでありひとつのゴールですが、内定がもらえたら即その会社に入社しますか?私はこの点には違う視点で考えています。ジョブホッパーにとっての転職の目標は次の活躍の場を見つける事ではないでしょうか。

先ほども書いた通り、転職回数の多さは広く受け入れられるものではありません。何度かの転職を経験してきたということは年齢も重ねていることと思います。ジョブホッパーだからこそ、容易に次の転職先を決めるべきではないと私は思うのです。

自分のキャリアの軸だとか、将来の方向性を考える以前の問題として、内定数が1つだと選択肢が「入社する/入社しない」「行く/行かない」になってしまい、納得した転職が出来なくなる恐れがあります。だから内定の数は複数であるべきなのです。内定の数を複数確保するためにも、その分書類選考は多めに応募しましょう。

応募数の目安については、転職サイト最大手のリクナビが発表している情報(こちらのアンケート結果は実施時期が書かれていません)によると、内定者の応募数平均は7.5社、書類選考を通過し面接に行けたのが3.4社、内定が出たのは1.4社とあります。この数字を見てどう思いますか?私はかなり優秀な方を集めたアンケート結果だなと感じました。たった8社応募すれば1社以上から内定をもらえている、はっきり言いますがジョブホッパーには当てはまらないと思います。

また、パーソル社が運営しているDodaのアンケート調査では、平均応募社数は20.1社だそうです。実施時期も2019年であり、こちらの方が感覚的に近いです。内訳を見ると、21社以上に応募している方が30%と割合が一番高い。このアンケート結果を基に2社から内定を得るために必要な応募数を逆算すると、応募数で40社以上というのが目安になります。

他には、応募の質を高めるために、「応募するのは10社程度におさめるべき」、という意見もネット上で見られました。これは「内定を得るため」ならそれでいいかもしれないですが、ジョブホッパーが「次の活躍の場」を見つける場合は当てはまらないと思います。現状離職中だったりすると生活のためにも早く内定が欲しいというのはわかりますが、ジョブホッパーとして積極的なキャリア形成をしていくならこのような“どこでもよかった”的な転職はあまりおすすめできません。また、転職回数が多い事を理由に一律でふるいにかけられる事を考慮すると、応募の段階でじっくりと時間をかけて応募書類の作成や企業研究をする事は効率が良くないだけでなく、あまり意味がない、ということは先ほども述べました。業界や職種を絞るのはアリですが、応募先企業を絞るのは逆効果です。

 

 

まとめると、選択の余地を残すために2社から内定を得るために必要な応募数の目安は40社以上、ジョブホッパーは書類選考で落とされることを想定すると、それ以上の応募数が必要だということになります。